名古屋市中村区巡り

【ひょうたん池】

ひょうたん池

中村公園の西側にはひょうたん池、関白池、太閤池の3つの池があります。 ひょうたん池は本当にひょうたん(瓢箪)の形をしており、そして瓢箪は秀吉の馬印です。 その池のほとりには清正が出陣前にお祈りをしたという八幡社があります。 その池の南側には中村公園文化プラザがあります。

【中村公園文化プラザ】

中村公園文化プラザは、中村図書館、中村文化小劇場、そして秀吉清正記念館からなる入場無料の施設です。 秀吉の記念館は5つのコーナーに分かれていて、猿のキャラクターが案内をしてくれます。 「信長と秀吉」コーナーでは火縄銃が展示されています。 「秀吉の天下統一」コーナーでは当時の秀吉の姿や刀狩条目、そしてポルトガル国インド福王からの信書、秀吉詠んだの歌の自筆下書きなどを見ることができます。 「関ヶ原の戦い」コーナーでは大坂の陣に関連する出土品が並びます。 「清正と尾張の武将」コーナーでは当時の清正の姿が、「太閤記の世界」コーナーでは、土人形や面子絵などが見られます。 当時の武将の姿や様子、その時代の風景なども知ることができるでしょう。

【太閤さん】

秀吉は本拠地を大坂にしたこと、庶民から這い上がって天下統一した、という経歴が好まれ、大阪では秀吉のことを太閤さんと呼び、崇拝されているそうです。 大阪城内にも豊国神社はあり、商売で成功を祈る人が多く訪れています。

【東宿神明社】

中村公園から清正公通を西へ向かうと、東宿という地区に出ます。 鎌倉街道の中に於いて、萱津の東宿と言われたところです。 当時は市がたくさん立ち、相当賑わっていたそうです。 信長や秀吉も京へ向かう際はここにある東宿神明社にお参りして街道を通ったのでしょう。